JavaScript ねえ、なんでわたしを椅子にして……というかおっぱいに頭を乗せてるのかな?」 珊瑚ちゃんの胸は、瑠璃のそれよりも大きめで、包み込むような感触。柔らかさは瑠璃のそれに劣るが、何より形がいい。至福の感触に文字通り頭が両側から包み込まれる。 「あおいちゃん……というかお兄さん。お風呂の中とはいえ、ちょっと恥ずかしいから……」 肌は吸い付く、というよりさらさらすべすべとした感覚で、ずっと触っていたくなってしまう。じゃんけんで俺とお風呂に入る権利を勝ち取ったのがこの子でよかった。 「さすがに、そろそろやめてくれるとうれしいかな……」 俺は幼女が好きで、小さい女の子におっぱいなんてない。だが、それが嫌いというわけでもないのだ。特に女子中学生の発達途上のそれはもうたまらな「ちょ、やめて!」 はっとして我に返ると、俺の手が勝手に、枕にしていたはずの珊瑚ちゃんの乳房を触ろうとしていたということに気が付いた。 二人きりのお風呂。一瞬の気まずい沈黙。 「あっ……ごめんなさい!」 「いや、未遂だったからいいけど」 彼女の海のような心の広さに、ひとまずほっとしながらそそくさと浴槽の反対側に移る。というか、なんでこんなセクハラをぶちかましてしまったんだ。ああ、自己嫌悪。 反省する俺。それを横目に珊瑚ちゃんは赤面していた。 「……こういうことは、るりとしたかったのに」 「瑠璃と……なんだって?」 「あ、きこえちゃった?」 狭い浴槽に二人きりなのだ。いやでも聞こえてしまう。 静かな夜、珊瑚ちゃんはほうっと、水面に波を立てながら、ぽつりとつぶやいた。 「……わたしね、たぶん、るりのことがすきなんだ」 風の音、虫の声、呼吸音、互いの心臓の鼓動。それらだけが、この小さな部屋に反響する。 「ライクじゃなくて、ラブの意味で。恋っていうやつ」 幼稚園時代、出会ったころにはそういう感情はなくて、ただただ仲のいい友達で、親友で。でも、いつからか、友愛が恋愛に代わっていた。 ありがちな、とてもよくある愛のカタチ。ただ、性別の壁を除いてね……。彼女は泣きそうな声で笑う。 「えへへ。なんでだろう。おかしいよね。……女の子同士、なのにね」 「……おかしくなんてないと思うけどな」 気が付けば、そんな言葉が口をついて出てきていた。 「俺、自慢じゃないけど、男だったころは気持ち悪いほどモテモテでさ。いろんな人に告白されてたんだよ」 「すごいじゃん」 「いや、鬱陶しくてたまらなかったけど。でね、その中には男も何人か混じってた」 「……え?」 珊瑚ちゃんは不思議そうな顔をする。 「いわゆる、ホモとかゲイとか言われる類のやつ」 「そんなひと、ほんとうにいたの」 「いた。むしろ、みんな真剣に恋をしてた。俺はその気がなかったから断ったけど」 「……おかしいよ。だって、そもそも恋なんて男と女がするものだよ……?」 「いや、それは違う。男同士でも、女同士でも……好きになった相手が同性だったなんて、意外とよくあることなのさ」 たしかにあんまり見かけないし、宗教上の理由で認められてないことも多々あるから誤解しがちだけど。 そんな風に語ると、珊瑚ちゃんの、鼻水をすするような声がして。 「……女の子同士でも、恋ってしていいの……?」 「ああ。……回りくどかったかな」 「うん……でも、ありがと」 視線を少し前に動かすと、水面には少女の笑顔が反射していた。 「はやくるりに伝えたいな。この気持ち」 「じゃあ、早く起きてもらわないとな」 二人の少女のやけに明るい笑い声が風呂場に響き渡り。 「じゃあ、そろそろ風呂を出て寝ようか」 「うん」 その日は布団に入った。もちろん翡翠さんにテープの赤ちゃんおむつをつけてもらって、プニキュアのパジャマを着せてもらって。 瑠璃の部屋、眠り姫と化した妹に抱き着いて、瞳を閉じた。 2024年07月15日 Android 8Chrome 81 回复 取消
ねえ、なんでわたしを椅子にして……というかおっぱいに頭を乗せてるのかな?」
珊瑚ちゃんの胸は、瑠璃のそれよりも大きめで、包み込むような感触。柔らかさは瑠璃のそれに劣るが、何より形がいい。至福の感触に文字通り頭が両側から包み込まれる。
「あおいちゃん……というかお兄さん。お風呂の中とはいえ、ちょっと恥ずかしいから……」
肌は吸い付く、というよりさらさらすべすべとした感覚で、ずっと触っていたくなってしまう。じゃんけんで俺とお風呂に入る権利を勝ち取ったのがこの子でよかった。
「さすがに、そろそろやめてくれるとうれしいかな……」
俺は幼女が好きで、小さい女の子におっぱいなんてない。だが、それが嫌いというわけでもないのだ。特に女子中学生の発達途上のそれはもうたまらな「ちょ、やめて!」
はっとして我に返ると、俺の手が勝手に、枕にしていたはずの珊瑚ちゃんの乳房を触ろうとしていたということに気が付いた。
二人きりのお風呂。一瞬の気まずい沈黙。
「あっ……ごめんなさい!」
「いや、未遂だったからいいけど」
彼女の海のような心の広さに、ひとまずほっとしながらそそくさと浴槽の反対側に移る。というか、なんでこんなセクハラをぶちかましてしまったんだ。ああ、自己嫌悪。
反省する俺。それを横目に珊瑚ちゃんは赤面していた。
「……こういうことは、るりとしたかったのに」
「瑠璃と……なんだって?」
「あ、きこえちゃった?」
狭い浴槽に二人きりなのだ。いやでも聞こえてしまう。
静かな夜、珊瑚ちゃんはほうっと、水面に波を立てながら、ぽつりとつぶやいた。
「……わたしね、たぶん、るりのことがすきなんだ」
風の音、虫の声、呼吸音、互いの心臓の鼓動。それらだけが、この小さな部屋に反響する。
「ライクじゃなくて、ラブの意味で。恋っていうやつ」
幼稚園時代、出会ったころにはそういう感情はなくて、ただただ仲のいい友達で、親友で。でも、いつからか、友愛が恋愛に代わっていた。
ありがちな、とてもよくある愛のカタチ。ただ、性別の壁を除いてね……。彼女は泣きそうな声で笑う。
「えへへ。なんでだろう。おかしいよね。……女の子同士、なのにね」
「……おかしくなんてないと思うけどな」
気が付けば、そんな言葉が口をついて出てきていた。
「俺、自慢じゃないけど、男だったころは気持ち悪いほどモテモテでさ。いろんな人に告白されてたんだよ」
「すごいじゃん」
「いや、鬱陶しくてたまらなかったけど。でね、その中には男も何人か混じってた」
「……え?」
珊瑚ちゃんは不思議そうな顔をする。
「いわゆる、ホモとかゲイとか言われる類のやつ」
「そんなひと、ほんとうにいたの」
「いた。むしろ、みんな真剣に恋をしてた。俺はその気がなかったから断ったけど」
「……おかしいよ。だって、そもそも恋なんて男と女がするものだよ……?」
「いや、それは違う。男同士でも、女同士でも……好きになった相手が同性だったなんて、意外とよくあることなのさ」
たしかにあんまり見かけないし、宗教上の理由で認められてないことも多々あるから誤解しがちだけど。
そんな風に語ると、珊瑚ちゃんの、鼻水をすするような声がして。
「……女の子同士でも、恋ってしていいの……?」
「ああ。……回りくどかったかな」
「うん……でも、ありがと」
視線を少し前に動かすと、水面には少女の笑顔が反射していた。
「はやくるりに伝えたいな。この気持ち」
「じゃあ、早く起きてもらわないとな」
二人の少女のやけに明るい笑い声が風呂場に響き渡り。
「じゃあ、そろそろ風呂を出て寝ようか」
「うん」
その日は布団に入った。もちろん翡翠さんにテープの赤ちゃんおむつをつけてもらって、プニキュアのパジャマを着せてもらって。
瑠璃の部屋、眠り姫と化した妹に抱き着いて、瞳を閉じた。
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紫萼字阿
玩一下
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第三作
好好好
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牛逼
11
hk
谢谢大佬
Well played you!??
撒大声地萨达
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